「温泉旅行に行こう！！」と大人は楽しみで仕方ないといったイメージがありますが、ほとんどの子供たちにとってはあまりピンとこないもの。
そこで考えついたのがここの宿泊施設です。

子供は、どこでもどんなものでも遊びに変えることが出来てしまう天才だと思っています。
もちろん個人差はあると思いますが自分に合った遊び方を見つけて1人1人が楽しめる時間、空間になってくれたらなと思っています。

又、その反面何でも遊びに変えられてしまう天才だからこその原因で起こるのがK&K。「ケンカとケガ」です。
そこは1番起きてほしくないことですね。
なのでそこで保護者の方々にお願いがあります。
温泉に入ってたまにはゆっくり体を休めたーいとは思いますがどうかその目でしっかりお子さまを見守ってあげて下さい。

私の好きな言葉があります。

• 乳児の時は肌身離さず。
• 幼児の時は肌を離して目を話さず。
• 少年の時は手を離して目を離さず。
• 青年の時は目を離して心を離さず。

全ての時期を過ごしてきて本当そうだなと実感しています。
子供の成長に合わせて、親と子の距離感が大事だということ。そして、心配と同時に「信じること」と「手放すこと」の大切さ。子育てをしていて、学ぶことができて4人の子供たちにはいつも感謝しています。

当施設では、まず扉を開けたら大きな緑と大・中・小の宝箱が3つ並んでいます。
そして来場時には1人1人に「管理カード」を渡します。
そのカードは、みんな1人1人がしっかり時間を守れるようになってほしいという思いが込められているのとそのカードの中に「警告チェック欄」があるのですが、お父さん、お母さんの言うことをしっかり聞けてるか？お友達と仲良く遊べてるか？ワガママを言ったりしてないか？そのようなことをチェックしているスタッフがいます。見つけられるとチェックの欄にマークをつけられてしまうというルールです。
ここの施設は、自分の子どもではなくても、自分の子どものように接する＝注意しなくてはいけない時は、注意する。といった方針です。
チェックが全てついてしまったお友達はせっかくの貰える宝がもらえなくなってしまいます。
遊びながらも学べるシステム。同じような宿泊施設は他の所にはないのではないかと思っています。

そして次に「ペーパーコイン」というものを配布しています。
主に旅館内の掃除やゴミ拾いなどを進んでやってくれたお友達にスタッフが配布しています。
このペーパーコインを貯めると特別なことに利用できます。
これは、いつもキレイなみんなの旅館であり続けたいと同時に色々な所から来るお友達みんなと交流を広げて協調性や思いやりの心を学んでほしいという思いが込められています。

そう！ここの施設のコンセプトは親も子供も主役なのです。
こどもたちが元気いっぱい楽しんで遊んで、また考えて体験して、協調性や責任感、相手への思いやりの向上に繋がってほしい。又、保護者の方も温泉に入りにくるだけではなく、こどもたちと一緒に楽しむのもあり！悩み、相談をしにくるのもあり！

少しでもみんなの落ちつける場所、第2の実家のように利用していただけたらなと思っています。

みなさまのご来店心より楽しみにお待ちしています。

代表　末吉千波